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  • 2014.03.16 Sunday
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今日から亀仙人様の下で修行してきます。

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どうも。数ヶ月ぶりに何もしない昼下がりを過ごしました。北山です。
久しぶりに12時間睡眠を取りましたよ。
しかも昼寝つき。
昨日から今にかけて16時間ぐらい寝てます。
暇過ぎる…なんて思う間もなく今から顔合わせです。
新進気鋭のパフォーマンス集団『カメハウス』の。
そうです。僕、客演するんです。
今からスーパー楽しみ。
僕はぺーさん'S13でのダイエット企画に見事に失敗しましたが、カメハウスでは見事にダイエットに成功してみせますよ。
何てったって、総重量50kgの亀の甲羅を背負って稽古しますからね。
ええ。もちろん嘘です。
でも痩せる。
痩せる。
痩せる。
痩せるぅぅぅぅぅ!!!!!
そして、ロクソドンタ・フェスティバルで1位を獲ってみせるんだから!!
皆さん、乞うご期待!!



お前にだけは、嘘はつかないよ。

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ホットドッグもよろしくな!!

トップ画像はぺーさん'S13出演時のカメハウス団長。

オレ、なれたかな。閉ざされた世界を照らす光に。

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どうも。昨日、一昨日と21時就寝だった者。北山です。
『スクランブル江戸4YOU』終わりました。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして、お手伝いさんにスタッフの皆様、役者の皆様も。
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、めちゃくちゃ楽しい公演でしたよ。
日記のタイトルは僕のお気に入りのセリフです。
しかし、終わってみると寂しいもんですな。
僕らは年に1回ぐらいしか公演しないんで…
しばらく寂しい期間が続きます。
でも1年間、なんもしないのはアレなんで。
かねてから言っていた『映像企画』を進めて行こうかなと思ったり思わなかったり。
そして、ちょろちょろと次の公演『昆虫王国ムシキングダム〜スーパー・ファーブル・ヒーローズ〜』を書いて行こうと思います。
次は2時間以内にまとめられたらいいな…
とゆーわけで、誰得情報な上に若干のネタバレですが、以下にムシキングダムの流れを書いて行こうと思います。



第1章:ブラック・フェニックス編

第2章:マスクド・ライダーズ編

第3章:ピース・メーカー【新撰組異聞録】編

第4章:デュエル・インセクターズ【虫戯王】編

第5章:フェアリー・フォレスト編

第6章:幻想水蟲伝

第7章:徳川フナムシの憂鬱編

最終章:スーパー・ファーブル・ヒーローズ編



※演目は北山の体調・精神状態により、勝手に変更される場合がございます。



あ、来年上演予定です。
よろしくお願いします!!



写真は『閉ざされた世界に降り注いだ光』

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光「ムンクかフスクかと言ったらフスクだろう。」

いきなり客演紹介〜Final〜

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どうも。初日で早くも喉を潰した北山です。
喉を潰したのは久しぶりです。
自分でもびっくり。
無事1ステも終わり、残すところ、後2ステ。
感慨深いもんです。
皆さん是非、僕たちの愛と情熱を感じに来て下さい。
それでは最後に愛らしさに満ち溢れた客演さんを紹介したいと思います。



【西分=21century=綾香】
生まれた頃の記憶は暖かなもので溢れていた。
女手一つで自分を育ててくれた母。

『天王寺動物園』

母はその動物園の園長であった。
その身いっぱいに愛を注がれ、愛くるしい動物達に囲まれ、綾香は幸せな日々を過ごしていた。
そして、月日は流れ、綾香が21歳の誕生日を迎えた頃。
綾香はいきつけの、おでん屋さん『FSK』で、一匹の不思議なゴリラと出会う。

『奥田=マウンテンG=祐樹』

そのゴリラは驚くことに、人の言葉を喋り、普通にマスターに注文をし、バリバリおでんを食べていたのだ。
しかもバリバリの関西弁。
そして注文は玉子ばかり。
綾香は心躍った。

『このゴリラが欲しい』

気がつけば、綾香はゴリラのみぞおちに正拳突きを放っていた。
崩れ落ちるゴリラ。
その手からこぼれ落ちる玉子。
目を見開くマスター。

マスター「綾香ちゃん??一体なにを…」

綾香「ゴリラは動物園にいなければならない…
そうでしょマスター??」

マスター「いや、ゴリラって言うか、ゴリラの顔をした人間だよね。これ。
バリバリ関西弁だしね。
ゴリラは喋らないからね。」

綾香「マスター…こんなにゴリラな顔した人間なんていませんよ。
しかも全身毛むくじゃらじゃないですか。
これはゴリラです。」

マスター「…それもそうだな。うん。持って帰ってくれ。」

ゴリラはお持ち帰りされた。
そして翌日にはゴリラはゴリラの檻の中にいた。

綾香は満足げに、その様子を眺めて暮らす日々を過ごした。
ゴリラは目を離すとすぐに、おでんの玉子を要求してきた。
綾香は頑として、ゴリラにおでんを与えなかった。

綾香「バナナを食べなさい」

ゴリラ「バナナは…二度と食べないと誓ったんだ。
あの人に出会うまで。」

聞けば、ゴリラは大切な人…話から察するに母親を探しているようだった。
綾香はその話に感銘を受け、夜中にゴリラと動物園を抜け出しては、ゴリラの母親探しを手伝った。
母親探しが始まって数日後。
綾香は運命の出会いを果たす。
ゴリラは母親を見つけることはなかった…
しかし…
代わりにゴリラは1人の乳飲み子を見つけたのだ。

『宮本バイソン』

その乳飲み子は夜の新世界でボヤッキーのモノマネをし続けていた。
綾香は思った…

『この乳飲み子が欲しい』

綾香は…欲しい欲しい病の感染者であった。
綾香が乳飲み子を連れ帰ろうとした、その時…!!

かじの「返せ!!その乳飲み子は私のものだ!!」

今、運命の歯車が動き出す。



【END】



愛くるしい顔をして、凄い毒舌を放ちます。
参加者の中で随一の愛くるしさを持っています。
でも毒舌。

『僕痩せたと思わない!?』

って言ったら

『へそが茶を沸かすぜ!!』

って言われました。
毒舌だけど、いい人です。



写真は乳飲み子を見つけた瞬間の綾香。

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綾香「ボヤッキーだ!!」

いきなり客演紹介〜その9〜

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どうも。朝から鼻水が止まらない北山です。
ただいま鼻が絶賛大洪水時代。
今回、舞台装置が本当に素晴らしいです。
皆さん是非とも、この舞台を見に来て下さい!!
もちろん役者だって舞台装置に負けてませんよ!!
見に来て損は無いですよ!!
アクロバティックな舞台になってますよ!!
とゆーわけでアクロバティックな役者を紹介しますよ!!
あ、アクロバティックな舞台は嘘ですが素晴らしい舞台です。
アクロバティックって言いたかったの。



【大六野=サルティンバーン=隆幸】
生まれた頃の記憶は猛獣と戯れていたことしか覚えていない。

『森下大サーカス』

日本屈指のサーカス団の団長の息子である彼は、幼い頃から、ゾウ、ライオン、サーベルタイガーと言った猛獣達に囲まれてすくすくと育って来た。
普段は、きかん坊な猛獣達も隆幸には心を開いていた。
猛獣達とじゃれ合う日々。
しかし、じゃれ合うと可愛く言ってはみても、そこは猛獣。
隆幸は毎日、瀕死の重傷を負っていた。
そして、ここが一番重要なのだが…
隆幸は猛獣達に心を開いていなかった。
猛獣達にとっては、じゃれ合っているつもりでも、隆幸にとっては単に猛獣達に襲われているだけ。
毎日が恐怖だった。
傷を治療するためにベッドで療養していても猛獣達が心配して見舞いにやって来る。
そして、じゃれ合う…
重傷→重傷→重傷の悪循環。
隆幸に心休まる時は無かった。
しかし、傷を負うと人は強くなるもの。
幾度も重傷を負うことで、いつしか隆幸の肉体は鋼のごとき強さを誇るようになった。
猛獣達と『本当に』じゃれ合うことが出来る程に。
隆幸は次第に猛獣達に心開いていった。
だが、ここで悲劇が起こる。
いつものごとく、ライオンとじゃれ合っていた時…
ライオンがふざけて放った猫パンチが隆幸のキャンタマを直撃したのだ。

隆幸「ぐぉぉぉぉぉ!!!!!!」

隆幸は今まで出したことも無いような凄い声で絶叫した。
ライオンは思った。

ライオン「隆幸…ソコがいいのかい??」

そこからの日々は悪夢だった。
毎日、隆幸の股間に繰り出されるライオンの猫パンチ。
サーベルタイガーのサーベルアタック。
ゾウにキャンタマを踏み付けられた時は本当に、この世の終わりだと思った。
キャンタマの回復のためにベッドで療養していても、猛獣達が心配してベッドに潜り込んでくる。
そしてキャンタマを猫じゃらしのごとく連続で撫でまくる。
そして絶叫。

隆幸「ぐぉぉぉぉぉ!!!!!!」

隆幸は森下大サーカスから逃げ出した。

『もう猛獣なんて信じない』

猛獣達と二度と出会いたくない…
最初はそう思っていた隆幸。しかし…
隆幸は心にぽっかりと穴が開いたかのような消失感を覚えた。
そして気がつくて隆幸は天王寺動物園をさ迷い歩いていた。

時を同じくして。

アフリカはサバンナから奥田=マウンテンG=祐樹が天王寺動物園に入園していた。

隆幸「オレは…なんのために今まで生きてきたんだ」

隆幸が今、生きがいを掴み取る。



【END】



むっきむきです。むっきむき。
趣味は筋トレらしいです。
むっきむき。しかもイケメン。
神様は不公平だ。
でも、いい人です。

写真はゾウにキャンタマを踏まれた瞬間の隆幸。

いきなり客演紹介〜その8〜

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どうも。公演直前のこの時期に風邪を引いたっぽい北山です。
ばり鼻声。
参加者に口を酸っぱくして『風邪を引くなよ』と言ってきた僕が、この様です。
逆に、普段から体調管理に気をつけてる僕ですら、この様なんだから、参加者は全員風邪を引いてるんじゃなかろうか。
むしろ、うつされたかな。
そういうことにしておこう。
そういえば、なんとこの度、劇団員が増えました。
ぺーさん'S13初の女性メンバーです。
昨日の仕込みでは彼女から、胸が熱くなる言葉をたくさん頂きました。

彼女「おい。バカ。さっさと動け。
バカ。そこじゃねぇよ。
もっと右だ。」

僕「すみません。」

彼女「そこのバカ。邪魔だからどけバカ。」

僕「すみません。」

彼女「お前ほんとバカだな。バカの極みだな。」

僕「僕、一応座長なんですけど。」

彼女「バ〜カ!!」

政権交代のお知らせです。
どうやら、僕は座長じゃなかったようです。
とゆーわけで今日は、僕のように劇団員にバカ呼ばわりされるよなエセ座長ではなく、列記とした一団体の長。
カメハウスのキャプテンを紹介します。
あ、新劇団員についてはまた今度、紹介します。



【亀井=D=伸一郎】
生まれた頃の記憶は消しゴムで消し去った。

『Dの名を継ぐ者』

南半球のとある小さな島『女ヶ島』の一軒家。
女の子しか生まれないと言われる、その島で。
気がつけばオレはそこにいて、気がつけばオレは周りの人々からそう呼ばれていた。

怒ると人格が豹変する『ランチーさん』
名前がセクハラな『ブールマ』
狼牙風々拳の使い手『ヤモリチャ』
マスコットキャラの『プーアール』と、その友達のプリンキャラ『プーリン』

伸一郎は5人の女性とともに幸せな日々を過ごしていた。
しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。
本来、男子禁制の女ヶ島。
そこに男子が暮らしていると言う事実が災いを呼び寄せるのは、ある種、必然のことだったのかもしれない。

『ドン・コマネチ』

ラスベガスのドンが女ヶ島に目をつけたのだ。

コマネチ「女ヶ島が男子解禁になったらしいな…
お前達、女ヶ島までひとっ走りしてバニーガールになれそうな女を捕まえてこい!!」

伸一郎は為す術もなく、家族を奪われた。

伸一郎「情けねぇ。家族すら守れねぇなんて。
許せねぇ…誰より自分を許せねぇ。
待っててくれ。みんな。
いつか必ず迎えに行くから。」

そうして伸一郎は家族を奪い返すため、失ったプライドを取り戻すため、単身日本に来ていた。

『株式会社アイドルマスター』

伸一郎はドン・コマネチに取り入るために、アイドル養成所を設立する。
目的はドン・コマネチにバニーガールを提供すること…
そして、ドン・コマネチに気に入られ、ドン・コマネチの側近に…
その時こそ家族を!!
それが彼の狙い。

マリナ「すみませ〜ん。アイドルになりたいんですけど。」

今日もまた生贄が訪れる。
オレの家族を救うための生贄が。

伸一郎「はいはーい。今日から君も。アイドリングして行こう!!」

ドン・コマネチ…
オレは必ず…
お前の首を獲る。

しかしこの時、伸一郎は気づいていなかった。
DON・コマネチ…
彼もまた『Dの名を継ぐ者』だと言うことに。



【END】



半端ない面白さです。
アドリブが大好きです。
舞台上で自由に暴れ回るので共演者はドキドキです。
僕は袖から、その様子を楽しく観戦しようと思います。
やはり、いい人です。



写真は裸一貫でアイドルマスターを立ち上げた瞬間の伸一郎。

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伸一郎「アイマスさいこー!!」

いきなり客演紹介〜その7〜

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どうも。さりげなく客演紹介を2日サボった北山です。
残り2日で4人紹介しなければなりません。
すなはち、1日に2人紹介しなければならないとゆーことです。
今日から仕込みです。
北山は、このピンチを乗り切れるんでしょうか??
最近の紹介文は、もはや紹介でもなんでもなくなってきてますね。
ただの僕の妄想劇場になってますね。
と言うわけで、僕の妄想を引き続きお楽しみ下さい。
今日紹介する人はアイドルに憧れる、重度の妄想癖がある少女です。
僕より妄想してます。
バリバリ。
当社比500倍。



【ナカバシ=ドリー=マリナ】
生まれた頃の記憶は、はっきりと覚えている。
私は、ギリシアはサンクチュアリの神殿で産声をあげた。

『アテナ』

私は皆に、そう呼ばれていた。
どうやら私は戦女神の生まれ変わりらしい。
私の使命は『悪しき神々から地上を守ること』だとか…
正直、興味はない。
いきなり『地上を守れ』とか言われても…

『いや、今の地上って、すっごい平和じゃね??』

って思ってしまう。
神様っぽいことなんて何もしていないし…
今だって私は『けいおん』を見ている。
私が今、興味を持っているのは…

『どうすれば、AKB48に入れるか』

と言うこと。

『アイドルになりたい』

アテナは周りの戦士達の想いとは裏腹に、どんどんアイドルに心惹かれていった。
アイドルになった自分を妄想する日が増えた。

アテナ「やっべ。ついに小栗旬が私の彼氏になった。」

しかし、この身をギリシアに置く限り…
自分がアテナであり続ける限り…
その夢は永久に叶わない。
小栗旬とは付き合えない。
アテナが自身の境遇に絶望し出した頃…
彼女はやって来た。

『田中=ヴァルゴ=恵』

かつて『神に最も近い』と言われた者。
サンクチュアリを守護する最強の戦士の1人。
アテナの側近。
ヴァルゴはアテナの心の隙をつき、そっと囁いた。

ヴァルゴ「私がアイドルへの道を開いて差し上げましょうか??アテナ様…
日本へ行きましょう。
大丈夫。他の戦士達には私から、ようく言い聞かせておきますから…
ほうら。小栗旬が待ってますよ。」

三年後…

アテナは自身の名をマリナと改め、日本のとあるアイドル育成所『アイドルマスター』に、その身を置いていた。
神としての使命を忘れ、神のコスモを失い、発声練習に没頭していた…
そしてサンクチュアリは崩壊した。
ヴァルゴの思惑通りに…

アイドルマスター社長「マリナ!!芸能人に取って大切なモノは何だ!?」

マリナ「はい!!社長!!
芸能人は歯が命!!」

そこには神として生きていた頃よりも遥かに輝く笑顔を見せる少女がいた。
少女の背には、申し訳程度の後光がさしていた…

ちなみに小栗旬には未だ会えていない。

【END】



クォーターらしいです。
どこの国民の血が入ってるかは知りませんが、多分ギリシア人と日本人です。
『私の紹介文を書く時は私をアイドル設定にして書け。
さもなくば貴様を殺す。』という、理不尽な要求をしてきました。
僕は殺されたくなかったので、その要求をのみました。
きっと彼女は僕に感謝しているでしょう。
あ、いい人です。



写真は僕を脅すマリナ。

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マリナ「私アイドル??」

いきなり客演紹介〜その6〜

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どうも。ようやく暖かくなりましたね。
でも僕のお腹は真冬のごとく、ぴゅーぴゅーです。
今、電車なんですが、凄くうんこがしたいです。
ぴゅーぴゅーです。

北山「僕のお腹はテンピュール!!」

前田「黙れ」

とゆーわけで、今日は上記のようなキレるナイフのごときツッコミを魅せる客演さん。
そして僕の大先輩でもある前田さんを紹介するよ!!
スーパー大先輩だから、滅多なことは書けないので普通に紹介します。



【前田=ノルディック=ひとみ】
生まれた頃の記憶は消し去った。
私は血の海で産声をあげ。
血だまりの中で、成長を遂げ。
そして血の雨に、この身を濡らし、今を歩く。

『ノルディック・ファミリー』

裏社会でも5本の指に入る殺し屋一家。
彼らに狙われた相手はノルディック・ウォーキングをしながら、苦しみの内に死んでいくと言う。
ラスベガスでは、

『ノルディック・ウォーキングをしている者はノルディック・ファミリーに命を狙われている証』

と言われ、ノルディック・ウォーキングをしている者には誰も近付かない。
近付けば、己にも災いが降り懸かるかもしれないからだ。

ひとみは、そんな一家の長女であった。
生まれた瞬間から、ありとあらゆる殺しのテクニックを叩きこまれた。
目に見える者は全て『殺しの対象』か『そうでない』か。
ひとみの目に映る景色はいつもモノクロでしかなかった。
黒か白か…
殺すか殺さないか…
ひとみが人の心を失い、キリング・マシーンとして生きていくのに、そう時間はかからなかった。

私は人形。
私は心を持たない。
さあ、私にオーダー(殺しの依頼)を。
私は…人形。

しかし、そんなある日。
ひとみはひとみ自身、想像もしなかった『バグ』に出会う。
その『バグ』は、ひとみの中に確立されていた価値観を一瞬で崩し去った。

『熱血高校のくにお』

いつものように、殺しの依頼を受け。
いつものように、殺しの対象にノルディック・ウォーキングをさせようとした。

今日もまた1つの命が終わりを告げる。
私はそれをただ眺めるだけ…

しかし…

くにおはノルディック・ウォーキングを始めなかった。
いや、正確にはノルディック・ウォーキングを始めることが出来なかった。
2次元の動きしか出来ない、くにおにとって。
ノルディック・ウォーキングはレベルが高すぎたのだ。

次元が違う。

自身の技が通用しない相手に初めて出会い、ひとみは戸惑った。

『この生き物はなんだ??』

生まれて初めて、人に興味を持った。

『もっと、この生き物について知りたい。そして…
この手で殺したい…』

相手に『殺意の欲望』を抱くのも、生まれて初めてだった。
そして、その歪んだ欲望は1つの悪意を呼び寄せる。

アルテマ「教えてあげましょうか??
次元を超える術を。」

その悪意こそ、かつて『神に最も近い』と呼ばれた者。
人に絶望し、人に憎悪し、人を捨てた者。

『聖大天使アルテマ』こと『田中=ヴァルゴ=恵』であった。

アルテマ「共に世界を滅ぼしましょう。」

これが私のラスト・オーダー。
ひとみはアルテマの下、かつてない高揚感を覚えた。



【END】



たまに、『この人はどこの殺し屋だ』と思える程の殺気を放ちます。
たまに、優しくしてくれます。
アメとムチの使い手です。
そしてもちろん、いい人です。



写真は、くにおに出会った瞬間のひとみ。

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ひとみ「なに!?」

省風記

考えた事なんてなかった。何故万物がそこにあるのか。

蒼い空。流れる雲。あるいはゴミに群がる鳥達や鼻糞をほじくるオヤジ達。

目に見える物に意味が在るにせよ無いにせよ、俺にはそんなの関係ねぇ。
だが、そこに至るまでには必ず理由があるはずだ。

決してステレオタイプにそれらを見てはいけない。思いもよらない答など無限に存在するものだから。

俺は決して忘れない。唯々純粋に事物を見つめようとするバガボンドがいたことを。



平成19年10月25日


世間が亀田興毅の謝罪会見に注目している頃、俺は駅前のマクドナルドでDCB(ダブルチーズバーガー)をほうばっていた。
パティとチーズの絶妙なコンビネーションに舌を唸らせる。

その時だった…


「それ、どこに売ってんの?」


咄嗟に後ろを振り返ると、そこには齢八十は越すであろう老婆が佇んでいた。
漆黒の衣服を身に纏い、体中から禍々しい妖気がほとばしる。
全身が驚くほど超高速で振動していたが、その瞳はじっとDCBを凝視していた。


「それ、どこに売ってんの?」


深い……!

確かに、店内で食しているからといってそれが店の商品と断定するのは早計である。
わざわざレジカウンターを通り過ぎてテーブル席の俺にコミュニケーションを計ってきたのだ、相応の真意があるに違いない。

彼女の期待を裏切るわけにはいかない。
数多の思考を繰り返しながら、あらん限りのポテンシャルを解放し導き出した解答……!!


「ここです。」


その間実に1秒…!
そう、ごくごく自然な会話の間を可能にしたのである。
なぜなら俺はスピードキングだから。

それにしても何と的を得た解答であろうか。
一分の隙も無い完璧な論理。
だがしかし、彼女の表情がみるみる悲哀に満ちていく。

馬鹿なっ!これほど洗練された返答に得心がいかないなんて……!!

圧倒的パラドックスに戸惑いを隠せない。
すると、彼女の口から衝撃的な言葉が発せられる。


「私に売ってくれるやろか……」


ッッ…!!!!!!!

なんという謙虚さ……!!

きょうびこれほど資本主義が蔓延した社会において、ここまで己をへりくだる人物を見た事がない。

浮かれていた…!
ユビキタスに浮かれていたっ……!!

不安げにカウンターへ向かう老婆の背中を見送って、俺はそそくさと店を後にした。


(岡本)

いきなり客演紹介〜その5〜

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どうも。誰が言ったか『雨に濡れる姿が色っぽい男』北山です。
嘘です。誰も言ってません。
とんだハッピー野郎です。
皆さんハッピーですか??
僕はアンハッピーです。
日本語にすると不幸です。
下の方の記事で賦句が『不幸の手紙』ならぬ『不幸のブログ』を書いていますね。
ご安心下さい皆さん。
奴の言うことは全て嘘です。
奴には僕から『百発芸』と言う、お仕置きを与えておきますので。
とゆーわけで今日は数いる客演さんの中で最も(北山的に)ハッピーな方を紹介するよ。
何がハッピーなのかは劇場に来てくれたらわかりますよ。
なので皆さん!!見に来て下さい!!
僕たちの愛の咆哮を!!



【かじの=フルスロットル=はらこ】
生まれた頃の記憶はほとんど無い。
覚えているのは、むせ返るような血の匂いと、人々が何かに熱狂する声。
ラスベガスの、とある裏カジノ。
気づいたら、かじのはカジノにいた。
生と死が常に隣接する、その灰色の世界で。
かじのは裏カジノ界でも指折りのディーラーになっていた。

『ドン・コマネチ』

かじのの父でもあり、カジノの父でもあるラスベガスのドン。
その男の下で、かじのはカジノの全てを叩きこまれた。
友を作らず。
仲間も作らず。
愛情も知らぬまま、ただひたすらにギャンブルの腕を磨き続け、そして数多の命を刈り取った。
いつしか、かじのは『コマネチの死神』と呼ばれるようになっていた。
そんなある日、かじのを変えるきっかけが訪れる。

宮本バイソン。

コマネチが屋敷に連れ帰って来た乳飲み子。
かじのは驚いた。
生まれて間もないであろう乳飲み子が…
ボヤッキーのモノマネをしている…!!
もちろん、かじのはボヤッキーのことなど知らない。知るはずもない。
だが、かじのは…
自分でも気づかぬ内に自然と笑顔になっていた。
かじのは驚いた。
自分すら見たことのない表情。
感じたことのない暖かな気持ち。
この気持ちは何だ…
これが…『幸せ』と言うやつなのだろうか。

ボヤッキーと過ごす時間が増えた。
ボヤッキーは雨の日も風の日も。銃弾の雨にさらされても、ボヤッキーであり続けた。

『ボヤッキーとともに普通の暮らしがしたい。』

次第に、かじのはそう思い始める。
しかし、ボヤッキーと、かじのは義姉弟。
ラスベガスのドンの子供…
このままでは叶わぬ夢…
ならば…
かじのは悪魔の計画を実行する。

ボヤッキーに『コマネチンコ』と言う一発ギャグを教え込んだのだ。
新たなギャグを手に入れ喜んだボヤッキーは、早速コマネチに向かって言い放つ。

ボヤッキー「コマネチンコ!!」

ボヤッキーは屋敷を追い出された。
そしてコマネチからボヤッキー抹殺指令が下される。

かじの「お父様…お父様が受けた屈辱は、娘である私が必ずや晴らしてみせます!!
どうか…ボヤッキーの始末。私に任せていただけませんか!!」

三年後…

かじのはボヤッキーを追って、ここ日本に来ていた。
必ず見つけ出す…
そして…

かじのの『愛を賭けた闘い』が今、始まる。



【END】



僕が滑った時も暖かい目で見守ってくれます。
何気にお姉さんです。
劇団員の伊藤が作った日本刀がお気に入りです。
でもあげない。



写真はかじのがボヤッキーを見つけた瞬間。

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かじの「返せ!!その乳飲み子は私のものだ!!」

いきなり客演紹介〜その4〜

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どうも。さりげなく客演紹介を1日サボった北山です。
何を隠そう。僕は『さりげない男』として有名でしてね。

さりげない優しさ。
さりげない気遣い。
さりげない放屁。

と、さりげな三拍子が揃った、さりげなくいい男なんですよ。

まあ、そんなわけで毎日更新は、さりげなくきつうございました…
でも本番までには必ず全員紹介しますから!!
さりげなく。
そして今日紹介する、この男もさりげないよ!!
さりげなく人外を演じてます。



【奥田=マウンテンG=裕樹】
生まれた頃の記憶は、うっすらと覚えている。
Gが生まれて初めて目を開けた時。
Gの目前には広大な大地が広がり、自身にはさんさんと太陽の光が降り注いでいた。

母なる大地。アフリカはサバンナのド真ん中でGは目を覚ました。
その小さな手に、大きなバナナを握りしめて。

『貴方は生きなさい。生きて、その手で幸せを掴むの…
バナナよりも大きな幸せを。』

バナナの皮に書かれていたメッセージ。
うっすらと覚えている、その言葉。
その言葉が誰のものであったのか。
Gは、はっきりとは思い出せなかった。
しかし、その言葉を残した人が自分にとって『大切な人』だと言うことは、すぐにわかった。
Gはバナナを強く握りしめ、ひときわ大きな声でいなないた。

うほー!!

それは誓いの叫び。

『オレは生きる。貴方と再び出会う、その日まで。』

そんな想いを胸に抱き、G…ゴリラは激しく、その胸を叩く。
俗に言う所の『ドラミング』と呼ばれる、ゴリラ特有の威嚇行為である。
しかし、その威嚇行為が災いを呼ぶ。
たまたまゴリラの近くを通りかかったジャングルの王者、アフリカ・ライオンが『喧嘩を売られた』と勘違いしたのだ。
ゴリラに襲い掛かるライオン。
殴られるゴリラ。

ゴリラ「ちょま!!違うんです!!勘違いです!!」

必死に『喧嘩を売ったわけではない』と弁明するも、ライオンの攻撃は止まらない。
ゴリラは逃げた。
生きるため。
大切な人に再び出会うため。
そして気がつけば…
ゴリラは、日本の天王寺動物園にいた。
その手にバナナを強く握りしめ。

動物園の管理人「お〜い。餌だぞ。ゴリラ。」

ゴリラ「うほ!!」

今日もゴリラはバナナを食べる。
そして、名もなき大切な人に、こう誓う。

オレは…生きる。



【END】



野生的な人です。
ガンダムのアムロのモノマネが得意です。
本当はこの紹介文もアムロネタで攻めようと思ったんですが、僕が知ってるアムロネタが

『アムロ行きます』

しか無かったため、諦めました。

あ、いい人です。

100414_2128191.jpg

G「ゴリラ!!行きます!!」

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