どうも。ようやく暖かくなりましたね。
でも僕のお腹は真冬のごとく、ぴゅーぴゅーです。
今、電車なんですが、凄くうんこがしたいです。
ぴゅーぴゅーです。
北山「僕のお腹はテンピュール!!」
前田「黙れ」
とゆーわけで、今日は上記のようなキレるナイフのごときツッコミを魅せる客演さん。
そして僕の大先輩でもある前田さんを紹介するよ!!
スーパー大先輩だから、滅多なことは書けないので普通に紹介します。
【前田=ノルディック=ひとみ】
生まれた頃の記憶は消し去った。
私は血の海で産声をあげ。
血だまりの中で、成長を遂げ。
そして血の雨に、この身を濡らし、今を歩く。
『ノルディック・ファミリー』
裏社会でも5本の指に入る殺し屋一家。
彼らに狙われた相手はノルディック・ウォーキングをしながら、苦しみの内に死んでいくと言う。
ラスベガスでは、
『ノルディック・ウォーキングをしている者はノルディック・ファミリーに命を狙われている証』
と言われ、ノルディック・ウォーキングをしている者には誰も近付かない。
近付けば、己にも災いが降り懸かるかもしれないからだ。
ひとみは、そんな一家の長女であった。
生まれた瞬間から、ありとあらゆる殺しのテクニックを叩きこまれた。
目に見える者は全て『殺しの対象』か『そうでない』か。
ひとみの目に映る景色はいつもモノクロでしかなかった。
黒か白か…
殺すか殺さないか…
ひとみが人の心を失い、キリング・マシーンとして生きていくのに、そう時間はかからなかった。
私は人形。
私は心を持たない。
さあ、私にオーダー(殺しの依頼)を。
私は…人形。
しかし、そんなある日。
ひとみはひとみ自身、想像もしなかった『バグ』に出会う。
その『バグ』は、ひとみの中に確立されていた価値観を一瞬で崩し去った。
『熱血高校のくにお』
いつものように、殺しの依頼を受け。
いつものように、殺しの対象にノルディック・ウォーキングをさせようとした。
今日もまた1つの命が終わりを告げる。
私はそれをただ眺めるだけ…
しかし…
くにおはノルディック・ウォーキングを始めなかった。
いや、正確にはノルディック・ウォーキングを始めることが出来なかった。
2次元の動きしか出来ない、くにおにとって。
ノルディック・ウォーキングはレベルが高すぎたのだ。
次元が違う。
自身の技が通用しない相手に初めて出会い、ひとみは戸惑った。
『この生き物はなんだ??』
生まれて初めて、人に興味を持った。
『もっと、この生き物について知りたい。そして…
この手で殺したい…』
相手に『殺意の欲望』を抱くのも、生まれて初めてだった。
そして、その歪んだ欲望は1つの悪意を呼び寄せる。
アルテマ「教えてあげましょうか??
次元を超える術を。」
その悪意こそ、かつて『神に最も近い』と呼ばれた者。
人に絶望し、人に憎悪し、人を捨てた者。
『聖大天使アルテマ』こと『田中=ヴァルゴ=恵』であった。
アルテマ「共に世界を滅ぼしましょう。」
これが私のラスト・オーダー。
ひとみはアルテマの下、かつてない高揚感を覚えた。
【END】
たまに、『この人はどこの殺し屋だ』と思える程の殺気を放ちます。
たまに、優しくしてくれます。
アメとムチの使い手です。
そしてもちろん、いい人です。
写真は、くにおに出会った瞬間のひとみ。
ひとみ「なに!?」