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  • 2014.03.16 Sunday
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賦句さんが大阪に戻るようです。

「賦句毬男爆闘録・外伝〜その男、活火山につき〜最終章『さらば、強敵(とも)よ』」

〜前章までのあらすじ〜

過去とのケリをつけるため、薩摩を解放するため、そして、囚われたオレンジ子を助けるために、毬男は桜島と最後の決戦に向かう。川内川に棲む妖怪ガラッパ(方言。河童の意)たちの助けを借り、薩摩白波の神から授かった神器を武器にして、桜島を追い詰める毬男。
しかし桜島は薩摩のシラス台地を浮上させ『空中要塞NEO・SATUMA』を発進。圧倒的火力でアマミノクロウサギ部隊を焼き払う。

桜島『力こそ正義』

ウサギ『ここまでか…最後に一言、言っておくぜ。ぬちどぅたから。』

毬男『ウサギィィィィィィィィィィィ!!』

凄惨な戦の中、怒りに目覚めた毬男が本気出して勝った。でも怒りに囚われた毬男が暴走した。だからオレンジ子がミス桜島小蜜柑にのみ使える伝説の技で治した。良かった。


そして…




じゃりり、と小石を踏みつける音がした。

鹿児島県某市。高台に位置するこの小さな町からは、遥か遠く広がる海原を一望することができる。そして、その眺めを遮るものは、ない。

「いっちまうのか…」

途切れることなく続く水平線を眺めていた毬男は、背後からのガラガラ声にふと笑って答えた。
「ああ。」
「そうか…寂しくなるな。英雄がいなくなっちまうっていうのは」
そういうとガラッパは、つるりと頭の皿を撫で上げた。言葉とは裏腹に、答えはもう分かっていたような口ぶりであった。
「よせ、英雄なんか…俺には似合わんよ」
「そんなことはないさ。お前はオレンジ子を救った…そういや、あの子は?英雄の見送りに遅刻なんて、ヒロインらしくもない…」
「あいつには、明日が出発と伝えてある」
「!?おい、どうしてそんな…あいつの気持ち、知らんわけじゃないんだろう!?」
「まあ、な…」
「じゃあ、どうして…」
「女の泣き顔なんか見たって、後味悪いだろうがよ…」
そう言うと、毬男は顔を背けた。
本当は自分が、泣き顔を見られたくないのではないか?ガラッパがそんな思いを抱く間も無く、毬男はその場から歩き出した。
「毬男!そうまでして…ミス桜島小蜜柑を捨ててまでするようなことが、大阪にあるのか!?本当に、そんな…」
ガラッパの、理解できないと言いたげな声に、毬男は足を止め、言い放った。それはけして大きくなく、だが力強い言葉だった。

「俺を待っている人がいて、戦場(ステージ)がある。俺にはただ、それだけさ…」

「…馬鹿だよ、お前は…大馬鹿だ…」
ガラッパの呟きは、薩摩に春を告げる風に紛れ、散っていった…


「良かったのかい?止めなくっても。」
「はい。これで、良かったんです。」
そうウサギに答えると、去り行く毬男の背中を木の影から見つめながら、オレンジ子は言葉を紡いだ。
「あの人は、風。どこかに留まることはなく、そしていつもどこかで吹いている…それが一番、似合ってるんです。だから…」
さようなら、の言葉を胸に仕舞うと、オレンジ子はそっと微笑み、呟いた。


「行ってらっしゃい!」



そして…



〜大阪〜


ぺーさん「賦句は、星になったよ…」

「そいつは違うぜ!!」

劇団員『!!』


新たな物語が、始まる…


この続きは、君の目で確かめろ@芸術創造館

いきなり役者紹介〜その7〜

100328_0105581.jpg
どうも。最近、仕事がスーパー辛いです。
辛いって言うか眠いです。
会議とかもう半分以上、意識トンでますからね。
なんで、こんなに眠いんでしょうか。
確かに睡眠時間は毎日4時間キープになってますけどね。
リンカーンが怒り出さないぎりぎりの時間。
去年は、そんな感じでも元気にやってたんですけどねぇ。
歳ですかね。
とゆーわけで僕よりも歳をお召しな、劇団員最年長の男を紹介するよ。

【土屋=フンコロガシ=光彦】

チュンチュン。チュンチュン。
今日も、ご機嫌な小鳥たちのコーラスでオレは目を覚ます。
グッド・モーニング。
土屋だ。
専攻は英文学。
簡単な通訳ならオレに任せてくれ。
可能な限り、イエスかノーで答えさせてもらうよ。
趣味は『糞を転がすこと』
特技も『糞を転がすこと』だ。
よろしくな。
…どうした??さっきから反応が無いが…
あぁ。緊張してるのか。
そんなに堅くならないでくれ。
フランクに行こう。
硬いやつより、少し軟らかいぐらいの方がいいんだ。
ん??何の話だって??
いや、糞の話だが。
え??インタビュー??
あぁ。そうだった。
君は今日、オレにインタビューをしに来たんだったな。
ソーリー。
最近、記憶が弱くてね。
ワット・ハップンって感じだ。

ぶりっ。

…おっと。失礼。
こいつは脱糞だ。

もう、こんな時間か。
え??何の時間かって??
糞を転がす時間だよ。
毎朝10時から10時半の間は、糞を出し続けるんだ。
そして、その糞を固めて転がす。
大切な儀式だ。オレのライフ・スタイル。
すまない。インタビューはこれで終わりにしてくれ。

あぁ。また待ってる。

土屋=フンコロガシ=光彦だ。

(MEN'S HUN HUN/『突撃!!フンコロガシの一日』の記事より抜粋)

上記のように、ちょいちょい日常会話に英語を挟んできます。
口癖は『イエス!!』
根っからの英文学家なんで、シェイクスピアが大好きです多分。
ちなみに上記の文章は彼の役作りです多分。
来年あたりに上演予定の『昆虫王国ムシキングダム〜スーパー・ファーブル・ヒーローズ〜』に出て来る『フンコロガシ・ブラウン』の。

土屋「一部、ノンフィクションだぜ。」

とても、いい人です。



【END】



ついに劇団員の紹介が終了しました!!
そろそろ客演さんも紹介して行きたいんですが、劇団員と同じ様な文体で書いてもいいものかどうか…
すごく迷います。



写真は劇団員の福田氏と土屋氏のベッドシーン。

いきなり役者紹介〜その6〜

江戸4YOU1.jpg
もう4月だってのに、いつまでたっても暖かくなりませんね。
この国は春の訪れを忘れてしまったんでしょうか。
遥かなる大地。明日へと続く道を無くしてしまったんでしょうか。
生きていくことは愛すること。愛されること。
じゃあ、愛を無くした人はどうすればいいの。
どうも。春を愛する人。北山です。
なぜに、ここまで『愛』を連呼するのか。
それはね…僕らの芝居のテーマが『愛』だからです。
正確には『勇気・力・真実・愛』です。
皆さん。僕らの剥き出しの『愛』を感じに来て下さい!!
と言うわけで、僕の『愛に満ち溢れた』劇団員紹介をご覧下さい。



【こうだ=パルチザン=春樹】
オレの名前はこうだ=パルチザン=春樹。
日本舞踊・最後の砦。風鳥院花月を母に。
パルチザン王朝・最後の獅子。レオ=パレスを父に持つ男。
そう。いわゆるハーフだ。
ミドルネームのパルチザンは『パルチザン王朝の王子』と言う意味と『最強の矛・パルチザン』と言う二つの意味がある。
オレの誇りだ。
よくパルメザンと間違われるが、間違わないでくれよ。
あれはチーズだ。
いいか。これだけは言っておく。
オレはチーズが大嫌いなんだよ!!
ゴルゴンゾーラだけは別だがな。
…話が逸れちまったな。
何の話をしてたっけ…
そうそう。トメさんとの出会いの話だ。
トメさんは本当に素敵な女性でな。
いわゆる一つの歌姫って奴だ。
若かりし頃、バンドをやっていたオレは、なんやかんやでトメさんと付き合うことになるんだが…
あれは、とある雨の夜だった。

トメさん「ごめんね。パルチザン君。遅くなっちゃって。」

赤坂ブ〇ッツ。
ライブが終わって一時間。
まだほてった顔のトメさんが裏口からかけてきた。

パルチザン「いいや、全然待ってないよ。」

そう答えたものの、待っている一時間はまるで一生のように感じるほど長かった。

トメさん「でも今からの時間はお客さんの天使じゃなくて、パルチザン君だけの天使になりたい。」

パルチザン「あぁ、そうだね。僕が君のオンリーワンさ。」

そう。今から二人だけのライブが始まるのだ。
真夜中のライブが。

以下、自主規制。

(引用:『レジェンド・オブ・パルチザン〜こうだ春樹の妄想科学小説〜』)

…上記のような、自分を主人公にしたドリーム官能小説を書くのが趣味です。
頭にドがつく変態です。
でもイケメンです。
いわゆる『顔がいい変態』です。
イケメンなので、周りの人は彼のことを紳士だと思っています。
エロいことを言っても大抵、許されます。言い回しが高尚なんですよね。
イケメンだし。
でも騙されてはいけませんよ。
エロいことを高尚な言い回しで言うことと持って生まれた顔の良さで、己のえげつないエロさを隠してるだけですから。
ぶっちゃけ隠しきれてないんですけどね。
最近の名言は

『君のうなじは億千万』

異才です。
最後にこれだけは…

彼はとてもいい人です。



【END】



写真は今回の芝居の本チラシ。
こーだ君のデザインです。
脚本ガン無視のデザインですが、愛に溢れています。
皆さん、見に来て下さい!!

心のアイロン(非売品)

 こんばんは、こーだです。
人生いろんなことがおこります。ヤマアレバタニアリ。

小さいころ、といってももう中学や高校にあがったころですけどね、御堂筋線のどっかの駅のホームに
「ミスターマリック マジックショー」
なるポスターが貼ってあったんですよ。
派手な文字、奇抜な彩り、巧い誘い文句、そして当のマリックお決まりのポーズ。そんなポスターは、昼下がりの通行人からことごとく無視されていました。ユリゲラーが過ぎ去ってはや幾年、マジックブームもずいぶん日差しから遠のいていた時代だったし、そのポスターの漂わせていた寂しさは、仕方のないことです。

ハンドパワー。テヂカラ。実はこっそり試してました。たぶん中学生になっても時々やってた。友達に隠れて、親に隠れてなんかいも。ドラえもんは来なかったけど、舞空術もだめだったけど、消しゴム浮かせたり、鉛筆転がしたりするくらいの奇跡は起こってくれてもいいんじゃないかな、って。

やりかた分かんないからとりあえず手をじっと見る。手を開いたまま力を入れてみる。なんだか手のひらがあったかくなって、赤くなってきた気がする。もっともっと力をいれてみる。掌の上にたまった空気みたいな物が逃げない様に、そのまま手を消しゴムにそっとかざしてみる。けど動かない。ぴくりともしない。他の日にはスプーンで試したり、ねこじゃらしで試したりもしてみた。けど、曲がらない、捻れない。だけどがっかりはしない。はじめからそうなるとわかってたんだと笑い飛ばして、なかったことにする。

そんなことを思い出しながら、ぼんやりとポスターをながめてました。
ふと気がつくと、ポスターの右下の隅の方にこんな一文が書かれてました。

「来場者の方にはスプーン曲げ専用スプーン一本プレゼント」

そのとき、それこそぐにゃっぐにゃにね、曲がったんです。僕の心が。

人生いろんなことがおこります。

日本人の平均的う〇こ時間について考えてみた

ブラウン1.jpg
どうも。風邪をひきました。北山です。
喉が焼けるように痛いです。
喉の奥がサラマンダー・ヘルになってます。
誰か僕に愛を下さい。
最近、僕愛されてないんです。
家族からも。

それは昨日の朝方、土屋メンバーとの夜を徹したミーティングを終えて帰宅した時のこと。
僕は8時ぐらいに、父へ『10時ぐらいに一回、帰ります』とメールを送りました。
何の変哲もない、至って普通のメールです。
返答は『了解』以外には考えられません。
『帰ってくんな』とか言われたら、びっくりですよね。
その、びっくりなメールが返ってきたんですよ。
内容は少し違いますが。

父『父は10時から10時半まで、う〇こをしているので、10時に帰って来られても鍵を開けられません。』

なるほど。う〇こしてるのか。なら仕方ない。
帰る時間をずらそう…ってなるかー!!!!!
なんで30分も、う〇こするねん!!
何日分のう〇こや!!
どんだけ大量のう〇こ抱えてたねん!!
そんな奴、聞いたことないわ!!
てゆーか、『10時から会議があります』みたいな言い方すんな!!
う〇こなんか、いつでも出来るがな!!
う〇この時間までスケジューリングするとか、どんだけ過密なスケジューリングや!!
過密と見せかけて、無駄すぎるスケジューリングやろ!!
う〇こに30分て!!
も〜!!絶対、嘘やん!!
てゆーか嘘で…嘘であってくれ。
お願い。僕は

『君のお父さんはどんな人なの??』

って聞かれて

『う〇こに30分時間かける人です。』

とは言いたくない。
しかし、そんな僕の願いもむなしく、予告通り僕は30分間、お家を閉め出されました。

世界は愛と、う〇こで満たされてます。



写真は、う〇この申し子。フンコロガシ・ブラウン。

太っ腹座長北山氏

 どうも。実は劇団員、福知山さんに続き写真をなぜか連続で座長に挙げられているタカダです。


この間ダンス練のときに「坊主の子」と言われ、改めて自分という存在、自分が頭を丸めているという事実を再確認しました。

はげではない。坊主なのだ。




今回僕は自分のスタッフに太っ腹座長から特別手当をいただいております。
管轄は衣装ですが、すでに予算的に衣装の範疇から逸脱しております。
莫大な予算がつぎ込まれています。

それでも太っ腹座長北山氏は笑顔で予算を出してくれます。
あんなにいい笑顔でお金を出してくれる太っ腹座長はほかにはおられません。

とにかく太っ腹です。

ついこの間共演した芝居でもみんながやせ細っていく中、彼だけは一人体重がかわりませんでした。
しかし彼はこう言いました。

「でも別に太ってないで?」

ほかのみんなはやせましたよ?北山さん?

そして打ち上げの次の日にお会いしたとき、何故か昨日よりも丸々とした、まるでアンパンマンのような顔をした北山さんがおられました。

結果僕が得た結論は、

「北山貴靖は、飲んだアルコールがそのまま体重に還元される能力を持っている」

ということです。
そんな丸々とした北山さんは、今日もサウナスーツを着てダンスを練習するのでしょう。



とりあえず、そんな太っ腹北山さんがパトロンの僕の作業は、予算の分だけ頑張らないといけないのです。

何が出来上がるのかは本番までお楽しみにぃ!





第4話:深紅の痛みを受けよ【スカーレット・ニードル】

100306_1923001.jpg
〜前回のあらすじ〜
ひょんなことから、伝説のヒーロー・スパイダーマンに出会ったレッド。
そして超神水を飲んだことにより、瀕死の状態に陥ったブラウンだったが、なんとか【壁】を乗り越えて、窮地を脱する。
目覚めるブラウン。
テンションが上がるレッド。
しかし二人が平穏な時を感じたのもつかの間。
怪しい影が二人に忍び寄る。



声『おやぁ??こんな所にまだゴミが。』

レッド達の背後からまたもや声がかかる。
しかし今度の相手は『絶対に出会ってはいけない者』であった。

フライ『しかも餌(フンコロガシ)付きだ。
ふはは。この極上のバフューム。
連れ帰って、吸い尽くしてやるぞ。』

レッド『蝿…!!フンコロガシの天敵!!
くそっ。なんだって、こんな時に…!!』

フライ『どけ。小僧。お前に用は無い。
小バエ共よ。奴の後ろのウンコ製造機を捕らえろ!!』

小バエ共『バエェ!!』

小バエ共が一斉にフンコロガシ・ブラウンに、たかりにくる。
と同時に、彼らは一瞬にして無数の紅き閃光に撃ち落とされた。

フライ『なに!?』

レッド『汚ぇ手でこいつに触れるんじゃねぇ。』

フライ『…なにをした??』

ブラウン『よ…よせ。レッド君…に、逃げろ。』

フライ『ふん。お友達は「逃げろ」と言っているぞ??
忠告に従って、さっさと』

ブラウン『違う…逃げるのは君だ。フライ君。
死ぬぞ…』

フライ『なに…??ふ。ふふふはははハエハエハエ。
面白い冗談だ。死ぬのはどちらか…試してみるか??』

モスキート『なにをモタモタしているのです。フライ・ハイ。
…??誰ですか??この子たちは??』

気が付けば、いつの間にかソコにいるモスキート。

フライ『邪魔をするな、モスキート。
こいつらはオレの獲物だ。』

モスキート『ふぅ…作戦の結果よりも作戦の過程を楽しむ…
貴方の悪い癖ですね…
可及的速やかに排除なさい。』

フライ『言われなくても…そのつもりだぁ!!
バぁぁぁぁ!!』

咆哮と共に、物凄いスピードでレッドに飛びかかるフライ。

レッド『ブラウン…お前は絶対に守ってやる。』

レッドの周りに微かに見える黄金のオーラ。

モスキート『!?これは…コスモ!?いかん!!止まれ!!フライ・ハイ!!』

レッドの尻尾の先が深紅の輝きを放つ。

レッド『深紅の痛みを受けよ…【スカーレット・ニードル】!!』



つづく



次回『不死鳥〜刻め!!ゴキブリ30億年の歴史〜』



ブラック『ゴキブリに一度見せた技は通用しない』



写真は【マスクド・ライダーズ】の若き勇者。
バッタ・グリーン。

部屋が占拠される

 どうも伊藤です。
最近は小道具制作に忙しくて部屋が荒れています。
ていうか材料がスペース取りすぎて侵食されています。

部屋の一角。惨状。だれかたすけて。

賦句さんが里帰りをしているようです。

じゃりり、と小石を踏みつける音がした。


鹿児島県某市。高台に位置するこの小さな町からは、はるか遠く広がる海原と、その先にそびえる桜島を見渡すことができる。その威容を最も近く感じられる広場、そこに男は立っていた。挑みかかるような目付きで桜島を見つめるその男。

…ああ!なんということだろうか!我々は知っている!その鋭い眼光を!青々と荒ぶるその髭跡を!そして幾度灰にまみれようと決して褪せぬ、その橙の鐔つき帽を!

男「帰ってきた…」


そう、帰ってきたのだ!かつて桜島に無謀な戦いを挑み、その火口に飲み込まれ燃え尽きたかと思われていたあの男…


『賦句毬男』がッ!帰ってきたッ!


「今日は只の顔見せ、だ。」そう呟くと、毬男は踵を返した。その目にはしかし、穏健な言葉とは真逆の熱く、ぎらつく闘志が燃え上がっている。戦場に棲む悪魔の目。復讐とはかくも、人と修羅の境を薄くするものなのか。

「桜島ぁ…」呻く。憎しみと、恨みの言葉を。

「お前を殺るのは、この俺さぁ…」



その日、桜島の上げる噴煙は武者震いするかのように細かに震えていたという…

(『賦句毬男爆闘録・外伝〜その男、活火山につき〜』序章)

―――第二章へつづく。

劇団ぺーさん's13 第三回本公演 スクランブルEDO4YOU

 

STORY

時は大江戸時代。

日本の平和は天皇陛下を頂点とする4人の男達と、彼らが率いる組織EDO4によって均衡が保たれていた。

日本の全ての『権限』を支配する、天皇陛下率いる『聖域(サンクチュアリ)』

日本の全ての『武力』を支配する、セイヤ率いる『男塾』

日本の全ての『交通・連絡手段』を支配する、ヒリュウ率いる『福太郎電鉄』

日本の全ての『金銭』を支配する、タイガ率いる『南斗十字銀行』

日本は彼らが互いに睨みをきかせることによって絶妙な均衡状態が保たれていた。しかし、ある日その均衡が突如破られる。

福太郎電鉄のヒリュウが『天皇陛下48の必殺技』の1つ『鎖国令』を破り、クーデターを宣言したのだ。己のみが自由に使え る『交通・連絡手段』を用いて諸外国へ渡ったヒリュウは、『世界の武力』と『世界の金銭』を手にして日本への進軍を開始する。

事態を重く見た聖域(サンクチュアリ)は男塾・塾長セイヤと南斗十字銀行・頭取タイガの2人に福太郎電鉄・社長ヒリュウ討 伐を命じるが…

DATA

2010年4月24日-25日 於 芸術創造館

  • 24日 18:00-
  • 25日 13:00-,17:00-
  • 開場は開演の30分前,受付開始は開演の1時間前

料金

前売り 1500円  当日 1800円  学生 1000円

CAST

北山貴靖 伊藤由樹 岡本和樹 高田悠史 土屋甫 福田岳司 賦句鞠男

奥田裕樹(演劇集団KuttyZsam) かじのはらこ(人造演劇ユカイダー) 亀井伸一郎(カメハウス) 大六野隆幸 (人造演劇ユカイダー)

田中めぐみ(劇団ちゃうかちゃわん) ナカバシマリナ 西分綾香 繁澤邦明(劇団うんこなまず) 前田ひとみ 宮本将吾(劇団ちゃうかちゃわ ん)


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