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  • 2014.03.16 Sunday
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舞台美術の妖精さん

あっという間に今日はもう本番!絶賛場当たりしまくりの伊藤です!
スタッフさん達のおかげでびっくりするほど立体感のある素敵な舞台ができあがっているよ!
ちょっとだけ公開!



全貌がどうなってるのか、ぜひともみんな見に来て確かめてほしい!いや割とマジで!

仕込みだわーい!

いよいよ明日から仕込みですわー!
明日っていうかもう今日だけどね!
うまく段取りできるかもうどっきどきですね!伊藤です!

台風もなんか大人しいしこれいけんじゃね?
まぁ僕らの情熱という名の台風は衰えたりしませんからね!
公演終了後も熱帯低気圧、ていうかむしろ高気圧になってみんなをムシムシさせてやるよ!
あ、ムシキングダムだけにね!

俺の今が奪われていく…!

 おはようございます伊藤です!
連日のカットアンドリテイクな感じで本番寸前にどんどん脚本が差し替わって行きますよ!
今週末の通し稽古に向けてもう2,3発ぶちかまさんとね!

先日の通しではうまいことみんなまいてくれてて、もうほんとすぐさま対応してくれる役者さんたちに感謝です。
ほんま、すごいよ、あの適応力は。
細菌並にあらゆる環境に進出してきはるから。
あ、これ褒めてます。語彙が少なくて申し訳ない。

さて、今からもうちょいアクションシーンの練り直しだい!




あ〜、温泉行きたい。
ちょっと寂れた感じの温泉宿に1週間くらい泊まって風呂入る以外何も出来ない様な旅がしたい。
…あ!いかんいかん、少し病んでたね!
もうそろそろ精神と時の部屋に行きたい、伊藤でした。

だまらっしゃっしゃっしゃー!

 おはようございます伊藤です!
最近徹夜も何のそのなテンションなので朝からうるさくしてごめんなさい!
下の記事にもあるように、役者さんみんなして体バッキバキにいわしてるわけなんですが、笑止ですよね!
おいおいお前ら、ちょっと根性見せてみんかい、とね。
まだまだ頑張れるやろ、俺の筋肉、とね!
演出で見てるオレのほうがまだ動けるわ!とかね。うそですごめんなさい。

ていうか最近みんなにごめんなさい。
稽古場の様子お伝えするとか言っててサボってごめんなさい。
そしたらその分の労力は全てクオリティの向上に注ぎ込まれてますんで!
ほんで打てば響く役者たちに囲まれてます!
演出としてもう感謝感謝の毎日ですわ。
おかげさまで本番に向けてがっつり仕上がってきてるよ!

バンザイぶれてる!

ダンス中出番少なめな人たち

いい笑顔の大六野くん!

むあ〜!もうすぐ通しだから、がんばろー!

稽古場レポート5/22の巻

どうもこんにちわ!伊藤です!
5/22の稽古は昼間がダンスとかのパフォーマンス練習、夜は芝居パートの練習と、充実してたね!
特にオープニングアクトは挿入曲のサビ部分まで完成してかなりノッてきた感じですー。
そんでそのサビ部分すぎた後、出てくるメンバーの一人が彼、森田歩くん(劇団ちゃうかちゃわん)!

このポーズで2小節くらい固まってたから思わず振り付忘れちゃったのかとおもったよ!

芝居パートの稽古では人の胸ぐらつかみつつがっかりするというよくわからない感情表現にチャレンジしてくれたナカバシマリナ氏(カメハウス)。

見事によくわからないシーンになってるね!

ほいたら今日もこれから稽古だ!
アデュー!

第6話:紅い彗星と黒い太陽〜鳳翼天翔〜

100123_1854521.jpg

〜前回のあらすじ〜
ヒーローを目指して旅をするサソリ・レッドとフンコロガシ・ブラウン。
『めっぽう強ぇやつがいる』と聞いて、やって来た【コンクリート・ジャングル】
そして二人は今、後の仲間となるゴキブリ・ブラックと邂逅する。

レッド「ゴキブリ・ブラック。まさか、こんなに早く出会えるとはな。
会えて嬉しいぜ。」

ブラック「なんだと??お前、オレを狙っていたのか??
…なるほど。鉄砲玉か。
どこの組の虫だ??
百足組か??それとも玉虫組か??」

レッド「オレか??オレは…ヒーローだ。」

ブラック「…話が噛み合っていないな。まあ、いい。
ヒーローだと??ふっ。ふはははははは。」

レッド「…何がおかしい??」

ブラック「いや。すまない。まだ、ここらにそんな幻想を抱いてる奴がいたとは…
哀れだな。いや、何も知らんと言うのは、むしろ幸せなのかもしらんな。」

レッド「何の話か知らねぇけど、お前。強いんだろ??オレの仲間になれよ。」

ブラック「…」

モスキート「貴様。BOSSに向かって…口の聞き方を知らない子ですね。
吸ってやろうか。」

臨戦態勢に入るモスキート。しかし、それをブラックが止める。

ブラック「相手はオレをご指名のようだ。お前達は下がっていろ。」

モスキート「しかし!!」

ブラックJr.「ばーか!!パパが下がってろって言ったら黙って下がってろ!!」

モスキート「くっ…BOSS。お気をつけ下さい。
そやつもコスモの使い手です。
しかも…BOSSと同じ、『黄金色』の。」

ブラック「いらぬ気遣いだ。オレが負けることなど天地がひっくり返っても、ありえん。」

ブラックJr.「ふふん。お前バカだな。パパが、こんなやつにやられるわけないだろ。」

モスキート「はっ。しかし万が一のことがあっては」

ブラック「くどいぞ。お前はJr.とフライ・ハイを連れて先に行け。
オレも、こいつにお灸を据えたら、すぐに追いかける。」

モスキート「かしこまりました。」

ブラックJr.「ふふん。お前、死んだな。」

フライ・ハイ「…ばぇ。(そこのウンコ製造機は生かしておいて下さい。
そして私にプレゼントして下さい。)」

そう言い残して、暗闇へと消える三匹。

ブラック「さぁ。始めようか。」

レッド「なんだ??勝負すんのか??
いいぜ。オレが勝ったら仲間になれよ。」

ブラック「ふん。オレが勝ったら、そこのウンコ製造機は貰って行くぞ。」

レッド「てめぇ…ブラウンをモノ扱いするんじゃねぇよ。」

レッドの尻尾に光が集まる。

レッド「行くぜ。深紅の痛みを受けよ…スカーレット・ニードル!!」

ブラック「ぬ!?」

フライ・ハイに放ったのと同じように、ブラックの腹部に赤い閃光が吸い込まれる。

ブラック「なるほど…確かに微かではあるが、コスモを感じる。
だが、惰弱だな。」

そう言って、ブラックは悠然と歩を進める。
瞬間、ブラックの腹部から吹き出る血の雨。
しかし、それはすぐに、その流れを止める。

レッド「なに!?」

ブラック「確かに激痛だ。血の噴出も激しい。
だが、痛みは堪えればいい。
血は止めればいい。
筋肉を肥大させれば、血などすぐに止まる。」

レッド「…なるほど。さっきまでの奴らとはレヴェルが違うってことか。」

ブラック「貴様にコスモの神髄を教えてやろう。」

ブラックの拳にコスモが集中する。
かつてないほど強暴で熱いオーラ。
レッドはブラックの拳に確かに太陽を見た。
そしてレッドの尻尾が急速にピクピクし始める。
(※もう、お忘れかもしれないが、レッドの尻尾は『脅威を感じるとピクピクする』のだ)

レッド(こいつは…!!)

ブラウン(まずい!!)

ブラック「見るがいい。鳳凰の羽ばたきを…」

ブラックの手から放たれる熱風。
そして、その熱風にブラック自身が飛び乗り、辺り一面を焼き尽くしながら、レッドとブラウンに迫る。
その姿はさながら、マグナムから放たれた一発の黒い弾丸。

ブラック「鳳翼天翔!!」

レッド(ダメだ!!受けきれない!!しかし…)

ブラウン「レッド君!!逃げて!!」

レッド(避ければブラウンに直撃する…ならば!!)

覚悟を決めるレッド。
叫ぶブラウン。

ブラウン「逃げろぉぉぉ!!」

カッ!!!!!!

レッドの体が消し飛ぶかに思えた瞬間…
ブラックの羽ばたきが不意に止まる。
いや、正確には止められる。
レッドとブラックの間に割って入った『何者か』によって。

レッド「な!?」

ブラック「何奴!!」

大きな翼。長い尻尾。神々しい輝きを放つ茶色い姿。
そしてその尻尾は確かにブラウンのお尻と繋がっていた。

???「我が名は【ブラウン・アイズ・メタンドラゴン】
主の窮地に馳せ参ず。」

超展開の始まりである。



つづく。



次回『ブラウン・アイズ・メタンドラゴン〜神の息吹〜』



ドラゴン「オナラ…??違うぞ。間違っているぞ!!
これは、神の息吹だ。」

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ブラウン「出でよ神龍!!」

第5話:不死鳥〜刻め!!ゴキブリ30億年の歴史〜

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〜前回のあらすじ〜
ヒーローを目指すサソリ・レッドとフンコロガシ・ブラウン。
ひょんなことから超神水を口にして命の危機に瀕したフンコロガシ・ブラウンだが、なんとか大事には至らず、峠を越える。
しかし、ほっとしたのもつかの間。
二人はフンコロガシ最大の天敵【ハエ】と遭遇してしまう。
親友のフンコロガシ・ブラウンを守るため、サソリ・レッドのコスモは今、最大限に燃え上がる。



レッド「深紅の痛みを受けよ。スカーレット・ニードル!!」

レッドの尻尾から紅い閃光が繰り出される。

「ば!?ばぇ!?」

瞬間、閃光はフライ・ハイの腹部へと吸い込まれ、その腹部に小さな傷を刻む。
動きを止めるフライ・ハイ。

フライ・ハイ「…ばぇ??
…なんだ??何も起こらねぇじゃねぇか。
虚仮威しかよ。
舐めやがって…
その汚ぇ尻尾…二度と使いたくなくなるまで、舐め回してやるよ!!」

フライ・ハイが再び飛び出そうとした瞬間。

モスキート「止まりなさい。フライ・ハイ」

フライ・ハイ「!?モスキート!?なぜ止める??」

モスキート「…動けば、致命傷になる。」

レッド「へぇ。気付いたのかい。」

モスキート「…コスモによる攻撃を受けた者が、その程度の傷で済むわけがありませんから。」

レッド「コスモ??」

モスキート(!?コスモを知らない…??
なるほど。まだ自在にコスモを扱えるわけではないのか…
しかし、こいつは…)

フライ・ハイ「気にし過ぎだぜ。モスキート。
オレぁもう我慢の限界だ。
こいつの生意気な顔を、一発舐め回してやんねぇと気が済まねぇ。」

モスキート「よしなさい!!死にますよ!?」

フライ・ハイ「だから…気にし過ぎばぁぁぁ!!」

フライ・ハイが飛び立つと同時に、その腹部の傷が真っ赤に燃え上がる。
そして強烈な痛みがフライ・ハイを襲う。
瞬間、腹部は爆ぜ、噴水のごとく吹き出る血が、辺り一面を深紅に飾る。

フライ・ハイ「ばぁぁ!!えぇぇぇ!?」

モスキート「フライ・ハイ!!」

フライ・ハイ「く…そ…」

レッド「糞はお前にゃ勿体ねぇ。
そこで血便でも垂れ流してな。」

ブラウン「レッド君…血便は中国じゃ、高級食材なんだよ(笑)」

レッド「そうか(笑)それじゃあ、なおのこと勿体ねぇな(笑)」

モスキート「ちっ。だからあれ程言ったのに。
やれやれ全く…世話の焼ける。」

ぶすっ。

そう言うとモスキートはフライ・ハイの傷口に、自身のドリルのような嘴を突き刺す。
すると、噴水のごとく吹き出ていた血が嘘のようにその流れを止める。

レッド「!?」

モスキート「何を驚いているのです??
私は蚊…血のスペシャリストですよ。
この程度のこと、造作もない。」

レッド「へぇ。そりゃ、すげぇや。
じゃあ、そいつ連れて、とっとと帰れよ。
オレ達は別にお前達と争う気は無いんだ。」

ブラック「いいや。悪いが、そういうわけには行かないな。」

その声は、レッドの背後から。
これまでに感じたことが無い程の攻撃的なオーラと共に、かけられた。
あまりに強烈な、そのオーラは、爆炎より生まれ出づる不死鳥を思わせる。

レッド「誰だ!?」

ブラック「昆虫マフィア【ブラック・フェニックス】頭領。ゴキブリ・ブラック。」

レッド「なに!?お前が…」

ブラウン「レッド君。これは…」

レッド「運命ってやつか。」

ブラック「オレの舎弟に手を出した罪は重いぞ。
さあ。その身に刻むがいい。
ゴキブリ30億年の歴史を!!」

運命の歯車が今、動き出す。



次回『紅い彗星と黒い太陽〜鳳翼天翔〜』



ブラック「見せてやろう。鳳凰の羽ばたきを。」



つづく。



写真は血便を食べるフライ・ハイ。

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フライ・ハイ「高級食材だぜ!!」

第4話:深紅の痛みを受けよ【スカーレット・ニードル】

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〜前回のあらすじ〜
ひょんなことから、伝説のヒーロー・スパイダーマンに出会ったレッド。
そして超神水を飲んだことにより、瀕死の状態に陥ったブラウンだったが、なんとか【壁】を乗り越えて、窮地を脱する。
目覚めるブラウン。
テンションが上がるレッド。
しかし二人が平穏な時を感じたのもつかの間。
怪しい影が二人に忍び寄る。



声『おやぁ??こんな所にまだゴミが。』

レッド達の背後からまたもや声がかかる。
しかし今度の相手は『絶対に出会ってはいけない者』であった。

フライ『しかも餌(フンコロガシ)付きだ。
ふはは。この極上のバフューム。
連れ帰って、吸い尽くしてやるぞ。』

レッド『蝿…!!フンコロガシの天敵!!
くそっ。なんだって、こんな時に…!!』

フライ『どけ。小僧。お前に用は無い。
小バエ共よ。奴の後ろのウンコ製造機を捕らえろ!!』

小バエ共『バエェ!!』

小バエ共が一斉にフンコロガシ・ブラウンに、たかりにくる。
と同時に、彼らは一瞬にして無数の紅き閃光に撃ち落とされた。

フライ『なに!?』

レッド『汚ぇ手でこいつに触れるんじゃねぇ。』

フライ『…なにをした??』

ブラウン『よ…よせ。レッド君…に、逃げろ。』

フライ『ふん。お友達は「逃げろ」と言っているぞ??
忠告に従って、さっさと』

ブラウン『違う…逃げるのは君だ。フライ君。
死ぬぞ…』

フライ『なに…??ふ。ふふふはははハエハエハエ。
面白い冗談だ。死ぬのはどちらか…試してみるか??』

モスキート『なにをモタモタしているのです。フライ・ハイ。
…??誰ですか??この子たちは??』

気が付けば、いつの間にかソコにいるモスキート。

フライ『邪魔をするな、モスキート。
こいつらはオレの獲物だ。』

モスキート『ふぅ…作戦の結果よりも作戦の過程を楽しむ…
貴方の悪い癖ですね…
可及的速やかに排除なさい。』

フライ『言われなくても…そのつもりだぁ!!
バぁぁぁぁ!!』

咆哮と共に、物凄いスピードでレッドに飛びかかるフライ。

レッド『ブラウン…お前は絶対に守ってやる。』

レッドの周りに微かに見える黄金のオーラ。

モスキート『!?これは…コスモ!?いかん!!止まれ!!フライ・ハイ!!』

レッドの尻尾の先が深紅の輝きを放つ。

レッド『深紅の痛みを受けよ…【スカーレット・ニードル】!!』



つづく



次回『不死鳥〜刻め!!ゴキブリ30億年の歴史〜』



ブラック『ゴキブリに一度見せた技は通用しない』



写真は【マスクド・ライダーズ】の若き勇者。
バッタ・グリーン。

第3.5話〜紅の英雄〜

〜前回までのあらすじ〜

ゴキブリ・ブラック率いる【ブラック・フェニックス】はコンクリート・ジャングル最後の砦【マスクド・ライダーズ】への進軍を開始した。
時を同じくして、その進路の先では瀕死のフンコロガシ・ブラウンを抱き抱えてサソリ・レッドが泣き叫んでいた。


レッド『ブラウン…ブラウン…どうしたら…
はっ!?そ、そうだ!!
毒を吸い出せば!!』

レッドはブラウンの肛門略して【ウンコ門】に口をつけ、目一杯、息を吸い込む。

ぶりゅりゅりゅりゅ。

レッド『ぐはっ!!だ…ダメだ…
ウンコしか出てこない…
それに…
うぷ。ウンコの香りが…強すぎる。
オレには…無理だ。』

ブラウン『う〜ん…う…ん…』

レッドがブラウンの肛門から香る、ババの香り。
略して【バフューム】に苦戦する中、ついにブラウンからは、呻き声すら聞き取れなくなった。

レッド『ブラウーン!!くそっ…くそーっ!!糞がなんだ!!
バフュームがなんだー!!
オレは…サソリ・レッドだー!!』

レッドが勢いよくブラウンの肛門に吸い付き、次々とウンコを吸い出していく。
その時、ふいにレッドは背後に何者かの気配を感じ取る。

レッド『誰だ!?』

レッドは振り向きざまに尻尾による強烈な薙ぎ払いを繰り放つ。
しかし尻尾が何かを捕らえることはなかった。

声『青年…もしかして、そこに倒れている者は…超神水を口にしたのか??』

声は天からレッドへと投げかけられた。
すぐさま天を睨みつけるレッド。
その視線の先には、幾重にも張り巡らされた糸。
そして、その中心に立つ一匹の真っ赤なクモがいた。

レッド『誰だ!?って…あ、あんたは…』

レッドは、そのクモを知っていた。
知らぬはずがなかった。
小さい頃から憧れていた。
『少年・虫通信』を読む度に心躍らせていた。
ホンモノのヒーロー。
レッドの目標。
そう。その視線の先にいるクモこそ、小さい頃から憧れていた『スパイダーマン』その人であった。

スパイダーマンは、ひらりとクモの巣からレッドの前へと舞い降りた。

レッド『な…なんで、あんたがこんな所に…』

スパイダーマン『そんなことは、どうでもいい。
それよりも青年。彼は超神水を??』

レッド『え??ちょ…超…神水??』

スパイダーマン『そこのウンコ色の水だよ。』

レッド『あ、はい。ゲーリーと間違えて…』

スパイダーマン『ゲーリーと??ふぅ…こんな所にゲーリーがあるはずないだろうに。』

レッド『あ!?そ、そうだ。こんなことしてる場合じゃ!!
オレがブラウンを助けないと!!』

スパイダーマン『…大丈夫。心配はいらないよ。』

レッド『え??』

スパイダーマン『見た所、彼の呼吸は落ち着いている。
【壁】を越えたんだろう。
運がいいな…
直に目を覚ますはずだ。』

レッド『【壁】…??まさか、1%だけ含まれていた【せめてもの情け】が…??
そう…か。そうか!!
ブラウン…よかった。』

スパイダーマン『!?なぜ【せめてもの情け】を知っている??』

レッド『え??さっき舐めたから…』

スパイダーマン『舐めたの!?』

レッド『あ、でもオレ毒に耐性持ってるから。』

スパイダーマン『なんだと…??馬鹿な…超神水に耐性など…聞いたことがないぞ!!
君は一体!?』

レッド『オレ??オレはサソリ・レッド。
こいつはフンコロガシ・ブラウン。
オレたち、あんたみたいなヒーローになりたくて旅してるんだ!!』

スパイダーマン『サソリ…??まさか…』

スパイダーマンは不意に空を見上げた。
その視線の先には星々が煌めいている。

スパイダーマン『サソリ座の使者…黄道十二宮…黄金の小宇宙(コスモ)を纏いし者か!?』

レッド『コスモ??』

スパイダーマン『あ、いや…なんでもないよ。すまない。』

レッド『そんなことよりスパイダーマン!!
サインくれよ!!』

スパイダーマン『ははは…ヒーローに…なりたいのかい??』

レッド『当たり前だよ!!いつか、あんたみたいに!!』

スパイダーマン『ヒーローなんて…幻想さ。』

レッド『え??』

スパイダーマン『いや…すまない。もう時間だ。行かなきゃ。』

レッド『…』

スパイダーマン『もし君が、この先もヒーローを目指すなら…この道の先にある【マスクド・ライダーズ】という場所を訪ねてみるといい。
僕もそこにいる。
その時に、君に【この世の真実】を教えるよ。』

レッド『…なんだよ。【この世の真実】って??』

スパイダーマン『ふっ…またな。』

そう言うとスパイダーマンは頭上に張った巣に舞い戻りり、颯爽と飛び去って行った。

スパイダーマン『また会おう!!サソリ・レッド!!』

レッド『スパイダーマン…』

ブラウン『う…うん…』

レッド『!?ブラウン!?』

ゆっくりと目を覚ますブラウン。

ブラウン『ウンコが無いと力が出ないよ…レッド君。』

レッド『ブラウン…お前って奴はww』

ブラウン『どうしたんだい??レッド君。
目が真っ赤だよww』

レッド『ふっ…レッドだからな。しばらく、ゆっくり休んでろブラウン。』

ブラウン『うん…ありがとう。レッド君。
君の声…ウンコ門を越えて、僕に届いていたよ。』

レッド『気色悪いこと言うなよww』

声『おやぁ??こんな所にまだゴミが。』

レッド達の背後からまたもや声がかかる。
しかし今度の相手は『絶対に出会ってはいけない者達』であった。



つづく



次回『深紅の痛みを受けよ【スカーレット・ニードル】』

レッド『お前だけは守ってみせる。』

第3話:紅と茶のMATADORA〜黒き旋風〜

ポールトーテム1.jpg
〜前回までのあらすじ〜

ヒーローを目指すサソリ・レッドとフンコロガシ・ブラウンはゴキブリ・ブラックを仲間にすべく超高速起動ウンコ【ガンツ】を駆り、【コンクリート・ジャングル】を目指すのであった。

レッド『着いたぜブラウン!!』

ブラウン『一面灰色の世界…これのどこがジャングルなんだい??レッド君。』

レッド『草木の一本も生えてやしねぇ…周りは岩肌ばかり。ジャングルって言うより砂漠だな。』

ブラウン『灰色の岩肌…なんだか気持ち悪いな。』

レッド『あぁ…
とりあえず水場だけはさっさと確保しねぇとまずいな…』

ブラウン『レッド君!!レッド君!!こっちに来てくれ!!
水を見つけた!!』

レッド『言ったそばから…ブラウン。やっぱりお前は天才だよ。』

急いでブラウンの元に駆け寄るレッド。
しかし、そこで見つけた水はレッドが想像していた水とは掛け離れたモノだった。

レッド『な…!?水が…ウンコ色だと!?ブラウン!!これは!?』

ブラウン『とりあえず飲んでみたが、ウンコでは無いみたいだ。
残念だよ…てっきりウンコの亜種【ゲーリー】かと思ったんだが。
いや待てよ。もしかしたら…これが噂に聞く幻のウンコ。ゲーリーを超えたゲーリー!!
希少種【ゲルー】なのか!?
いや、違う…ゲルーは固体と液体、両方の性質を持つ夢の素材。
こいつは…しゃばしゃばだ。
それに、この僕がウンコの味を見落とすわけがない。
こんな血みたいな味は絶対にウンコじゃな…う!?』

レッド『どうした??ブラウン。
はしゃぎすぎて、喉がつっかえたか??(笑)』

ブラウン『う〜ん!!う〜ん!!』

レッド『おいおい。そんなに気張るなよ(笑)』

ブラウン『う〜ん!!う〜ん!!』

ブラウンの様子がおかしい。
『気張る』と言う言葉に全く反応しないブラウンを見て、レッドは異変に気づいた。

レッド『ブラウン…??ブラウン!?』

体が弓の様に反り返り、口から泡を吹き始めたブラウン。
ただごとではない…レッドは事態の重さをようやく理解した。

レッド『ブラウン!!一体…はっ!?』

レッドは何かに気づいたように、ウンコ色の水を指につけて一口舐めてみる。

レッド『構成物質…鉄分75%。亜鉛15%。油分5%。テトロドトキシン4%。せめてもの情け…1%。
なんてこったい…猛毒だ。。。
ちくしょう。なんだって、こんな猛毒がこんな所に…!!
ここは本当に地球なのかよ!!』
(※ちなみにレッドは毒に対して耐性を持っています。サソリだからね。)

ブラウン『う〜ん!!う〜ん!!こっ…!!こふぁ…!!』

ブラウンの体がほぼ90度に折れ曲がり、ブラウンの肛門。略して【ウンコ門】が超高速で開閉し始める。
これはブラウンの死期が近いことを意味していた…

レッド『ブラウン…ブラウン!!
オレが…オレがコンクリート・ジャングルなんかに誘わなければ…オレが…
ブラウ〜ン!!!!!!』

〜レッドの慟哭がこだまする一方、コンクリート・ジャングル第4区画【ジャイアント・コーン】では〜

ブラック『おとなしく、ジャイアント・コーンを手放してくれないか??』

カマキリ『ふざけるな…ジャイアント・コーンはオレ達の唯一の住家。
そこを手放して、オレ達にどうやって生きていけと…』

ブラック『緑溢れる本当のジャングルに帰ればいいじゃないか。
ここは【コンクリート・ジャングル】
お前達のような温室育ちの虫が生きていくには厳しい環境だろう??』

カマキリ『だが、それでもオレ達は生きてきた…
アスファルトに咲く花のように!!』

ブラック『ふぅ…聞き分けの無い子には…
お仕置きだな。
モスキート!!』

ブラックの呼びかけに呼応して闇の中から一匹の虫が現れ、カマキリを羽交い締めにする。

カマキリ『な…!?貴様どこから…!?』

次の瞬間、モスキートがカマキリにぶすりと歯を突き立てる。
その鋭い牙からは分泌液のようなものが注入されていく。

カマキリ『なに…を…』

ブラック『なぁに。ただの麻痺毒だ。心配することはない。
ちょっと手術をするだけだよ。
お前からカマを取り除く…と言うな。
少し眠れば、すぐに終わる。
目が覚めた時には立派なニュー・カマーだ!!』

カマキリ『な…!?なん…だと!?』

カマキリの顔色が見る見る、健康的な緑色から真っ青に変わっていく。

カマキリ『や…やめてくれ…カマだけは…!!
オレのチャームポイントなんだ!!
カマが無くなったらオレはただのキリになっちまう!!
そうなったらもう、虫なのか工具なのかが、わからなくなる…!!
存在意義が無くなるんだ!!』

ブラック『お前のカマは一生の宝物にするよ。』

カマキリ『やめてくれ〜!!』

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

モスキート『これでジャイアント・コーンの制圧も終わりましたね。』

ブラック『あぁ…コンクリート・ジャングルはほぼ我が手中に。
残る反乱分子は…』

そこに現れる一匹の蝿(フライ)とゴキブリの幼虫(ブラックJr.)

フライ『第7区画【トンガリ・コーン】制圧完了しました。』

ブラック『フライ・ハイ。』

ジュニア『パパ〜!!第8区画【カプリ・コーン】も制圧したよ!!』

ブラック『ジュニア。よくやったぞお前達。
ならば残るは…』

モスキート『コンクリート・ジャングル最後の砦…
第11区画【マスクド・ライダーズ】』

ブラック『仮面の戦士達が守る最強の区画…か。
ふんっ。バッタどもが。
食い潰してくれる!!
全員出撃準備を整えろ!!
これより我等【ブラック・フェニックス】は【マスクド・ライダーズ】への進軍を開始する!!』

一同『うおぉぉぉ!!!!!!』

ゴキブリ・ブラックの号令とともに【ブラック・フェニックス】一同が一斉に【マスクド・ライダーズ】を目指して走り出す。
そしてその進路上には、何の因果か運命か。
サソリ・レッドがフンコロガシ・ブラウンを抱きかかえて絶叫している姿があった…



つづく



次回『深紅の痛みを受けよ【スカーレット・ニードル】』

レッド『お前だけは守ってみせる。』



写真はムシキングダムの神『ゴッド・ヘラクレス』

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